「賃貸だから宅配ボックスは無理」と思っていませんか。結論から言うと、工事不要の据置型なら賃貸でも設置できます。 ただし玄関前は自分の専有部分ではなく共用部分にあたるため、置く前に確認しておくべきポイントがあります。

玄関前は「共用部分」:無断で置くのはNG

賃貸物件の玄関前の廊下やポーチは、多くの場合、居住者専用ではなく共用部分にあたります。避難経路の確保という安全面の理由もあり、無断で宅配ボックスを設置すると管理会社・大家さんとのトラブルになりかねません。設置前に、大家さんまたは管理会社に一言確認するのが基本です。多くの場合、置き型でスペースを大きく占有しないタイプであれば許可が得やすい傾向にあります。

工事不要で置けるタイプ:据置型・ダイヤル錠タイプ

賃貸で使うなら、電気配線工事が不要な据置型が現実的です。ダイヤル錠やボタン錠で施錠するタイプは、配達員が荷物を入れる際にその場で暗証番号を設定する仕組みで、電源を必要としません。工事不要な分、退去時の原状回復の心配もほぼなく、賃貸に最も向いています。価格帯は数千円の簡易タイプから、しっかりした据置型で3.5万円程度からが目安です。詳しい価格レンジは宅配ボックスの後付け費用の記事で解説しています。

賃貸オーナー・大家さん向け:入居者全体に設置する場合

自分の部屋用ではなく、賃貸物件のオーナーとして建物全体に宅配ボックスを導入する場合は話が変わります。集合住宅向けのダイヤル式宅配ボックス(複数ボックスをまとめて設置するタイプ)は、規模によって本体価格が数十万円〜100万円近くになることもあります。宅配ボックスは近年、物件選びの際に重視される設備の一つになっており、空室対策としての導入メリットも指摘されています。

設置までの流れ(入居者側)

  1. 設置したい場所と大きさを決める:玄関前のスペースを確認し、避難経路をふさがないサイズを選ぶ
  2. 大家さん・管理会社に確認する:口頭で構わないので、設置の可否を一言相談する
  3. 工事不要のタイプを選ぶ:据置型・ダイヤル錠タイプであれば、届いたその日から使える

まとめ

賃貸でも宅配ボックスは、工事不要の据置型を選べば設置のハードルは高くありません。ただし玄関前は共用部分にあたるため、設置前に大家さん・管理会社への一言確認だけは省略しないことが、トラブルを避ける一番のポイントです。戸建てでの後付け費用の詳細は宅配ボックスの後付け費用の記事、選び方は宅配ボックスの選び方の記事で解説しています。

よくある質問

Q. 賃貸でも宅配ボックスは設置できますか?

A. 工事不要の据置型であれば設置できます。ただし玄関前は共用部分にあたることが多いため、事前に大家さんまたは管理会社に一言確認しておくのがおすすめです。

Q. 賃貸で使うならどのタイプがいいですか?

A. 電気配線工事が不要なダイヤル錠・ボタン錠タイプの据置型が最も向いています。退去時の原状回復の心配もほぼありません。

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