EV・PHEVの購入予定がなくても、新築のタイミングで一度は検討しておきたいのがEV充電用の200Vコンセントです。当サイトで扱う10設備の中でも、建築時と後付けの価格差が最大10倍につく代表的な設備です。

価格の目安

項目建築時(HMオプション)後付け
価格目安5,000円〜5万円4万円〜15万円

建築時であれば200V配線と屋外コンセントの追加程度で済みますが、後付けは分電盤から駐車場までの配線距離、ブレーカー交換、壁面工事が必要になり、平均5〜10万円かかります。駐車場が建物から離れている場合は、さらに配線距離が伸びて割高になります。

2025年4月から新築住宅の配線整備が義務化

大きな変化として、2025年4月以降に着工する新築住宅では、EV充電用の配線整備が義務化されつつあります。これから家を建てる場合は、実質的に標準対応になっているケースが多いので、ハウスメーカーとの打ち合わせで「EV充電用の配線は標準で入っていますか」と確認するだけで済むようになってきています。ただし建築時期や仕様によって対応状況が異なるため、必ず個別に確認してください。

EVの購入予定がなくても検討すべき理由

EV・PHEVを購入する予定が今はなくても、分電盤から駐車場までの空配管(先行配線)だけ入れておくのが最もコストパフォーマンスの良い選択です。空配管さえあれば、将来的にEVを購入した際の配線工事が大幅に安くなります。配管を通すだけなら数千円〜1万円程度で済むことが多く、後から高額な壁面工事をするリスクを避けられます。

補助金について

EV充電設備の補助金は、集合住宅や事業用の設置には手厚い制度がありますが、個人宅の新設については国の補助金は原則対象外です。ただし自治体によっては数万円〜十数万円の独自補助が出るケースもあるため、お住まいの自治体の制度を確認してみることをおすすめします。

向いている家庭・不向きな家庭

  • 向いている家庭:EV・PHEVを持っている、または3年以内に購入を検討している家庭、駐車場が建物に近い家庭
  • 不向きな家庭:駐車場が建物から離れている借地(配線距離が伸びて割高になりやすい)

まとめ

EV充電設備は価格差が最大10倍つく設備ですが、2025年4月以降の新築では配線義務化が進んでおり、確認するだけで済むケースが増えています。EVの予定がなくても、空配管だけ先行させておくのが最強のコスパです。詳しいデータはEV充電設備の設備ページをご覧ください。